中性脂肪や総コレステロールが高く 顔に艶も無く 甘い物は好き 更年期の為か太りの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
宮城県 65才女性
数年前から更年期の為か太り始めました。
甘い物は好きなので止められませんが、これ以上太りたくないので取らないようにしています。
6月の健康診断で中性脂肪や総コレステロールが高く、心配です。
鏡を見ると何となく顔に艶も無く、化粧ののりも良くなく美容相談でも高い化粧品を使っていますが、いまイチです。
夏までダイエットしようと、主人がお世話になっている漢方の先生に友人と一緒に相談しました。
先生より 中医学(漢方)的には,
「身体の中からお肌を変える美のレッスン」と言う中医美容があります と話され。
「皮膚は内臓の鏡」 と言われ内臓に脂肪が溜まり、高脂血症、肥満などで内臓機能が低下すると、
肌荒れなど皮膚のトラブルが起こりますと話され、又、身体のホルモンのバランスの崩れなども、
肥満や肌荒れにも影響していますと教えられ、
甘い物、油っぽいもの、味の濃いものを漢方では「肥甘厚味」(ひかんこうみ)と言い、
取り過ぎると身体に害をもたらす「邪気」になり、この邪気が血中に入ると
コレステロールや中性脂肪が過剰になり、ドロドロの粘度高い血液が生まれ、
高脂血症を引き起こすと話され 運動不足や内臓脂肪がさらに病気を作りだすので
漢方養生やロコモ運動などを提案して頂きました。
先生からはダイエットもタイプ別に行う必要が有るので、むやみに食事制限をすると
ホルモンバランスの崩れや肌荒れなどが現れるのでバランスの良いダイエットを勧めてくれました。
この夏はむくみも取れ、体も身軽になり、漢方養生で食事や運動の大切さを学び、
お肌の艶、張り、滑らかさも出てきました。
天安門事件の時、皮膚病の研修で北京中医院皮膚科の老中医を訪れた事を思いだします。
老中医(経験の豊富な漢方医)が必ず使う加減法(漢方薬材の調整)がありました。
皮膚病、肥満の方は消化器が弱いので、消化を助ける漢方養生が大切で、
60代の方は「ロコモ体操にロコモの食養生」をプラスしてバランスの良いダイエットがおすすめです。
TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1